"絶対"に嘘をついてはいけない、って事は無いのよ。
ま、言葉だけ聞くと理不尽に思えるかもしれないけどさ。
ただ…
嘘は必ずバレるって事だけは肝に命じておいてね。
だって、どんなに巧妙に隠し通しても、絶対に隠し通せない人がひとりいるでしょ?
アンタ自身よっ!!!
アンタがアンタ自身に嘘をつきとおすなんて事、出来るはずがないじゃない。
アンタが見ているって事は、アタシも見ているって事。
ハイヤーセルフも、お天道様も見てるって事。
だから、嘘をついている間はザワザワすんのよ、心が、良心が。
そのザワザワこそがメッセージよっ!!!
って気づけばいいんだけどね。
でも、その心のザワザワに勝てる、耐えられる場合があるわ…
それは「人を護る為に」ついた嘘の場合かしらね。
人の命を名誉を、その人自身を護る為に、自分の魂を傷つけ殺して、嘘をつき続ける事があるわね。
それは、一概にダメな事、とは言えないかもしれないわ。
アンタの大事な人の魂が傷つく事なく、こちらの世界に送る為、とかね。
ものすごく卑近な例をあげたら。
ヤクザに追われてる人がいるとして、追いかけて来たヤクザが"どっちに行った!"とか問われた時…
バカ正直に、嘘つかないなんて事しないでしょ?
そういう事。
でもさ…
自分を守る為につく嘘ってのは最悪よ。
絶対なんて事は無いっていったけどさ。
これは、限りなく黒に近い灰色ねぇ。
わかるでしょ?
人を護る為の嘘ってのは、自分を傷つける。
でも、自分を守る為の嘘ってのは…
自分も人も傷つけるのよっ!!
自分が傷つくのが怖い為についた嘘が、人はおろか、自分自身さえ酷く傷つけるって事を考えた事があるかしら?
その場はやり過ごしても、自分を守る為につくその嘘は、遅効性の毒の様にアンタの魂をずぅ~っと傷つけ続ける。
それに耐えられなくなって、"ゴメンナサイ"って吐き出せたら…まだマシよ。
多くの人は、その傷口の上にまた嘘を塗って…
どんどん地層の様に嘘が重なっていく。
そうなったら、自分自身でさえ、どこが嘘でどこが本当なのか…
ね?
幸せになれる?
幸せに出来る?
周りも、自分自身さえ傷つけて…
幸せになれるの?
物質的には幸せに"見える"かも知れないけどさ。
幸せって"状態"なのよ。
"モノ"じゃあ、ないのよ。
本当にわかってる?
それがわかってて、やってるなら、もう何も言わないわ。
あなたが行きたい道を進めばいい。
自分自身がよくわからないのなら、周りを見渡してみればいいわ。
以前も言ったわよね?
周りはあなたを映し出す鏡なのよ。
その鏡には何が映ってるのかしら…』
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