でもね、感情を解放するのと、感情を爆発させるのは違うわよ。
それは、いつも言ってるように「自分が解放されるため」か、「自分だけが解放されるため」かの違いだってことはわかるでしょ?
そしてね、感情ってのは2種類あんのよ。
魂そのものが元から持っている「1次的な感情」。
自我が作り出した「2次的な感情」。
あたし達が言ってるのは、この「1次的な感情」を解放・表現しながら生きるといいわよって事で。
それに対して「2次的な感情」ってのは、解放じゃなくて、爆発させてしまうことが多いわね。
え?1次的、2次的って何かって?
う~ん…そぉ~ねぇ。
めっちゃ簡単に言っちゃうとね。
「愛」に根ざした、魂自体が元々から持っているプラスな感情、一体感から生じる感情が「1次的な感情」で。
自我が後から自分自身を守るために創り出した、怒りや妬み嫉みみたいなマイナスな感情、分離感から生じる感情が「2次的な感情」ね。
めっちゃ簡単に分けてみたけどね~
魂の周りに自我が出来て、分離感を生じた時に発生する、そうね~、バグみたいな感情かしらね。
そう、自我というより、この「分離感」が創り出すバグなのよね。
だから、人によってこの「2次的な感情」ってのは大きさが違うのよ。
分離感が大きな人ほど、大きな「2次的な感情」を持っているわ。
誰もが等しく持っている「1次的な感情」を覆い隠すほどね。
じゃあ、バグだから必要ないものか?っていうと、これがそうでもなくて。
バグなんだけど、必然的に生まれるものなのよね~
それは、何故かってぇと…
アンタは、なぜ、わざわざそちらの世界に生まれんの?って根本的な問題から考える必要があるんだけど、今回はこのバグ的な感情についてだけね。
さっきも言ったように、こちらにいる間の「一つなるもの・一体感」を、より感じるために、そちらに行って、反対のベクトルである「分離感」を体験すんだけどさ。
その時にセットとして生まれる感情なんだわ、それは。
バグなんだけど、必要性があって生まれてる感情なのよ。
必要なんだけど、ただ、それは…
「使う為に必要」
なんじゃなくって。
「理解する為に必要」
なの。
自分自身を、そして人を「理解する為に必要」なのよ。
自分自身の中に無い感情ってのは、なかなか感じることが出来ないのね。
例え感じることが出来たとしても、理解出来ないの。
そのバグの感情があることで、人の同じような感情を感じ、理解することが出来るの。
で、理解出来たら、消化して、さらに愛へと昇華させるの。
消化から昇華へと。
言葉って上手く出来てるでしょ?
決して語呂合わせだけじゃないわよ。
ともかく、そういう感情を感じ、理解し、消化して昇華させる。
そうするとね、自然と手放してもいい、手放せるモノなのよ、それは。
その為に必要な感情であって。
決して「使う為に必要な感情」ではないの。
「理解する為に必要な感情」なの、忘れないようにね。
そこが理解できないと、この「2次的な感情」は、解放・昇華ではなくて、爆発させてしまうことになってしまうわ。
どうして怒るのか?妬むのか?嫉むのか?
それを感じて、理解して、愛へと昇華できれば、アンタの魂は一つステップアップする。
しかも、そういう感情が無いよりも驚くほど速く。
ただ、アンタもわかってるように、これは諸刃の剣でね~
使い方を知らないと、相手だけじゃなく自分自身も深く傷つけてしまう。
なんで、ややこしい話だけど、こうやってしてみたわけ。
まぁ…アンタのアタマではなかなか理解できないでしょうから、何度も良く感じてみんのね~
え?
考えろの間違いじゃないかってか?
いつも言ってるでしょうがっ!!!
アタマで考えんぢゃないっ!!!
感じんのよっ!!!
人の気持ちや想いなんて、アタマで理解すんなって。
ハートで感じるもんなのよっ!!!
感じる前にアタマで考えて理解しようとするから、失敗すんじゃないのっ!!!
時代は進んでんのよ。
過去のデータだけに基づいて考えるアタマは、もう充分。
そんなデータに惑わされない「ハートで感じる」ことを積極的にやる時代なのよ、今はもう。
この時代の変化については、また今度ねっ!!!』
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